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またしても悲しい事件が・・・

もうかなり報道されているので、多くの方がご存知のことと思いますが、
先日、介護関連会社最大手のニチイ学館が運営する「ニチイケアパレス
鷺ノ宮」で、殺人事件が起きました。

僕は介護業界に長くいたので、思うところがあります。批判や誤解を恐れ
ず言うと、虐待にも程度の差がありますが、本当に大きな虐待を起こす職
員は必ず特定できます。僕も残念な経験をたくさんしました・・・若いころは
利用者さんに乱暴な言動があっても、指導で正しい方向に導けると考え、
職員に熱く語り、素行の改善を試みた時期があります・・・でも、やっぱり
そういう職員は、程度の差こそあれ、虐待をしてしまいます。僕は過去に、
諭旨解雇や懲戒免職含め、複数の職員を退職させました。管理者は勇気
を出して、自分の感情をコントロールできない職員を退職させる義務がある
と思うのです。虐待される側はもちろん、虐待してしまう職員も不幸です。

ニチイの件が大きなニュースになっているので、影に隠れていますが、実は
同時期に、青梅の障害者施設でも不可思議な死亡事故がありました。徘徊
をする入居者の手足を夜中に縛って拘束し、早朝にその入居者が死亡して
いたと・・・僕は知的障害の最重度の施設にいた経験もあるのですが、知的
障害の施設ではほぼ身体拘束はしません。身体拘束をする理由のほとんど
が、医療機関で点滴や胃瘻、中心静脈栄養の管を抜くとか、高齢者施設を
含め転倒リスクが極めて高いなどが拘束の理由だからです。障害者施設で
は、徘徊しても転倒リスクはかなり低いので、拘束する理由がないのです。
仮に、障害者施設で、「徘徊するから大変」みたいな理由で、常態的に手足
を縛るなどという劣悪な対応をしていたなら、絶対に許されることではありま
せん。僕はこの件については、本気で怒っています。

これからたくさんの事実が明らかになるでしょう。でも、何の罪もない人が殺
されるほどの不幸は、この世にあってはいけない。幼児虐待もそうです。抗う
術を持たない人を殺すほどの悪は存在しない。

そして、施設での殺人は絶対に防ぐことができます。繰り返しますが、程度の
差がありますが、必ず兆候があります。周りのスタッフも絶対気づいていると
思いますし、管理職の人たちも気づいていたはずです。

残念でなりません・・・心が痛いです。

介護や保育や病院などに勤務する皆さん、どうかそういうリスクを感じたら上
司や信頼できる先輩に相談してください。そして、管理職の皆さん、虐待を犯
すことが予見される職員には、勇気を持って引導を渡してください。それが本
人のためにもなります。

これは正論ではありません、施設での殺人は必ず防ぐことができます。

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